人がいるから企業が集まり、
企業があるから人材がやってきて、
人口が増えるからインフラが建て、
インフラが良くなるから企業や人が増え、
人が多いから企業が増え….
このように巨大首都圏が地方のすべてをブラックホールのように吸い込みました。
巨大首都圏現象は、地方空洞化を越え、地方消滅という国家的危機を生みました。
そのため、これに警戒心を持った中央政府は、首都圏所在の政府機関や公共機関を地方に派遣するなどの対策を施行していますが、簡単に解決できる事案ではありません。 最も迅速かつ効果的に対処できる方法は、何より首都圏に対抗できる規模化を備えることです。
そこで大田市は、世宗と忠清南道·北を1つの経済圏域とする忠清圏メガシティを構想しました。
忠清圏メガシティの共同研究着手
大田·世宗·忠清北道·忠清南道は5日、世宗市役所で「忠清圏メガシティ戦略研究依頼着手報告会」を開き、忠清圏メガシティを推進するため、本格的な活動に乗り出しました。
[5日、世宗市役所で開かれた「忠清圏メガシティ戦略樹立研究依頼着手報告会]
今回の報告会は、それに先立ち、昨年11月に忠清圏の4つの市·道が「忠清圏広域生活経済圏の推進」に合意したことによるものです。
重点研究内容は以下のとおりです。
▲超広域第4次産業革命先導「グローバル広域圏」競争力確保
▲広域生活·経済圏基盤の国家均衡発展のための「忠清圏モデル」確立
▲共生ネットワーク基盤「忠清圏メガシティ」戦略協力事業導出
忠清圏メガシティ戦略樹立の共同研究が終了したら、導き出された分野別事業を本格的に推進し、広域生活経済圏構想を現実化する計画です。
この日の報告会で許泰鋌大田市長は、「人口流出と地域消滅という危機で、忠清圏がともに未来の青写真を描くことができて嬉しい」とし「忠清圏メガシティ完成により、大韓民国の均衡発展に寄与するだけでなく、グローバル競争力を備えた広域圏に跳躍することを期待する」と明らかにしました。
[5日、世宗市役所で開かれた「忠清圏メガシティ戦略研究依頼着手報告会で発言する許泰鋌大田市長]
2027夏季ユニバーシアード大会招致委員会創立総会
また、この日許泰鋌大田市長は世宗市地方自治会館で開かれた「2027夏季ユニバーシアード大会忠清圏共同誘致委員会創立総会」に出席しました。
2027夏季ユニバーシアード大会は、世界150カ国から1万5,000人の参加が予想されており、経済波及効果は2兆7,000億ウォン、就職誘発効果は1万人に達する大型国際スポーツ大会です。
これにより忠清圏の4つの市道は、既存の体育施設を活用した共同誘致案を策定し、積極的に乗り出す方針です。
大田市は6日と8日、大韓体育会の誘致申請都市選定のための現地調査など審議の手続きに積極的に対応する計画です。
[5日、世宗市地方自治会館で開かれた2027夏季ユニバーシアード大会忠清圏共同誘致委員会の設立趣旨書に署名する許泰鋌大田市長]